先祖の美徳や福徳などのポジティブ性は子孫への好影響として作用しますが、先祖の悪徳やネガティブ性は子孫への悪影響として作用します。代々の先祖達がそれぞれの世代において被ったネガティブな憑依は、世代を超えて子孫に影響し、あらゆる祟りや霊性の災いなどをもたらします。特に怨霊は復讐性や報復性をともなって子孫代々に影響を及ぼします。先代において掛けられた霊的憑依現象は、先祖が亡くなった後も残り続ける性質があります。悪意性のある霊的憑依が世代を超えて残像のようにつきまとい、子孫の現世でのネガティブな現象への遭遇や事象を誘発することがあります。子孫にとってもっとも影響度が強いのは時間的に浅い先祖世代にまつわる怨霊で、子孫代々の霊的な低迷と気運の減少へと発展していきます。子孫代々同じような事故や病気に遭うのも怨霊が関与している可能性があります。先祖によって生じるカルマに起因するネガティブな怨霊において、凶相や悪意を含む霊的憑依を被っていた場合、復讐性や報復性などのあるパターンとして影響を与えます。攻撃性のある怨霊はサイキックアタックを誘発するものとして残存し、猟奇性ある怨霊は子孫の霊的な不遇と不穏を誘発するものとして残存します。先祖累代にわたって連鎖する怨霊のネガティブ性は、子孫代々へと引き続き影響を残していきますが、子孫の霊的成長や神霊的な浄化作用によって怨霊の影響を消し去り、解除することができます。これらの怨霊を解除することによって、怨霊の悪影響は解除され、子孫にとっての現状を好転するきっかけを得ることができます。